みなさん、こんにちは。フォトグラファーのTetsuです。
島根県は出雲に足を伸ばしてきました。
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出雲大社 大国主命を祭ったお社です。 |
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稲佐の浜 夕日が綺麗でした。日本中の神様がこの浜に上陸するとのこと。
当然縁結びの御利益があるようです。 |
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もう一つは夜を司る日御碕神社 |
正面は日沈宮で天照大御神(アマテラソオオミノカミ)が祀られていて、右側は神の宮で素盞嶋尊(スサノオノミコト)を祀っている。2つの神が鎮座しているのは珍しい。
文献によると、素盞鳴尊が柏の葉占いで『吾が神魂はこの柏葉の止る所に住まん』と言い投げたところ、美佐伎の隠ケ丘に止まり、素盞鳴尊の神魂を祀ったとか。
また日没の宮は、初めは日本海に浮かぶ経島に鎮座していたが、それを村上天皇(天暦2年)がこの地に移されたようである。大きさから言うと日没の宮が大きいが、高さから言うと神の宮が高い。どちらにも敬意を払っているのだろう。
また、「日の出る所(東)が伊勢大神宮で日の本の昼を守り、日没の宮(西)を日御碕大神宮として日の本の夜を守る」との記述も残っている。たしかに、この神社は西にあり夕日が綺麗に沈む所ではあるが、「夜を司る」や「山陰」という地方名にしても、闇のイメージなのは地元人として寂しい。東(伊勢)から見て西(出雲)は何かを封印したり、隠しておかなければならないものでもあったのだろうか? そのダークなイメージを打ち消すかのように、今もなお「朱」の鮮やかな神社が鎮座している。
とのことです。それではまた。