2010年6月29日

業績を上げたいのに、結果的に下げてしまう、経営者とは。

皆さん、こんにちは。PhotographerのTetsuです。
現在は独立し自分でいろいろと決められる立場になりましたが、それまでは小さな会社の平社員。上司の指示に従っていろいろと方針を変えておりました。
仕事での優先度を、会社の利益とお客様のニーズとどちらを優先するかでかなり進め方の印象が変わってきます。
結局両方とも大切なことで、どちらにも対応していかないといけないことは確かです。両方とも実現して初めて安定した運営ができるようになるのですが、過程の段階でそのどちらをより優先するかということが細かなところで表立ってきます。
どんな仕事でも、目標があり成果を上向きにしていくことが求められますよね。目標設定はどこにするか。高すぎる目標はスタッフのモチベーションを高めるために逆効果になることのほうが多いです。結果的に現場スタッフのモチベーションを下げてしまっては目標設定を高くした思いとは裏腹に業績を下げる結果になります。これでは経営者としては失格でしょう。
ところが、現在のような不景気の折り、業績が落ちていく現実に耐えられない管理職にとってはしびれを切らし現場にハッパをかけますがこれだけでは下降線を止めることはできません。
次に取る行動として問題点を探そうとして社内(部下)に悪者を見つけようとします。そしてそのスケープゴートを攻撃する事で心の平静を保とうとします。こうしてさらに現場スタッフのモチベーションを下げるだけ下げてしまったりします。
こういったことは、いろんな所で見られる珍しくもないことだと思います。
経営者や管理職とはいえやはり人の子。私はこういった行動が人間の弱さが元で生じる仕方のない事だと思っていますが、本当に業績を向上させたい場合には実際の効果として逆効果のこのような稚拙な行動は見逃すことができません。中核を担う実戦部隊の指揮官の方々の労苦をねぎらいしつつ、息抜きも必要だということも合わせて私のレクレーションブログを今後ともよろしくお願いします。
それではまた。

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