みなさん、こんにちは。フォトグラファーのTetsuです。
私のNikon歴も長いのですが、もともとブライダルのスナップ撮影がスタートでしたのでクリップオンのストロボを使っての撮影がおもでした。その中でNikonのSB-26が私のそのころの時期にぴったんこのストロボで、根っこ(ストロボシュー;カメラとの接合部)が何度も折れそのたびに修理して使っていたというとっても愛着のあるストロボです。私はとても気に入っていたのですが、SB-28という後継機がでたことで廃れてしまったように思います。
その後、SB-800 SB-900とバージョンアップを重ねSB-26の存在をだれしもが忘れてしまった2011年。私の手元に残っているSB-26がなんとD700とのコマンダーストロボ(ワイヤレスシンクロ)撮影ができるという驚愕の事実を知ることとなったのです。
取り回しのいいスレーブ撮影方法を試していたところ、はるか昔スレーブとはなんぞやという黎明期ストロボ前面にあるスレーブスイッチのあるSB-26のスレーブ通信システムがなんと現在のNikonデジイチのコマンダーモードでも連携可能であるとのこと。
私はNikonの技術チームの10年先に通用する技術開発という心根を見た気がしました。
もちろん、手元のSB-800でのコマンダー撮影も確認しましたが、それよりもいまや生きた化石かとあなどっていたSB-26のシンクロする姿、愛らしく思いました。
台座にはこれまた往年のガジェット、SK-6に乗っかりミニ三脚にホールドされた姿は、まだまだ現役ですよといわんばかりの勇姿でした。増灯撮影は、かなり写真表現も変わりますのでこれからのお出かけの際の写真のスパイスとして使ってみます。
それではまた。
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