2011年2月4日

風景を撮影する方法

みなさん、こんにちは。フォトグラファーのTetsuです。
ダイヤモンド富士が撮影出来る時期ということで山中湖周辺は人手でいっぱいでした。
秋は、紅葉ハンター。春には桜ハンターとして折々の風景写真を狙っていますがその時に感じるのが写真の愛好家のみなさんの熱心な姿。ほとんど方が大きなカメラを構えて一生懸命な姿に敬服する次第です。すごい競争率です。。。(汗)
今回は、以前浅間山で試した写真の組み合わせパノラマ写真についてレビューします。
秀逸なのはフォトショップのPhotomerge機能なのですが、パノラマ写真が自動的に生成されます。(完璧なレベルで)
作例

三脚を使おうか、単焦点レンズを使おうが、軽減はできてもなくならないニジミ。そのため風景写真を志すフォトグラファーの間では、この画質の低下を克服するためにカメラの解像度をより高いモノにしたいという欲求は昔からあります。

私の今回の機材は今となっては型落ち感満点のNikon D80ですが、常に気軽に使えるスナップ機としてお出かけの際には欠かせない相棒となっています。(正直風景写真を撮るにはパワー不足ですが・・涙)
こちらをつかい、画質をL(ラージ)で撮影したものとI枚と、富士山をアップ目で撮影した10枚ほどの写真を組み合わせたモノを作ってみました。(露出の違いはありますが、画像の多さは等倍で比較して)












これくらいの差があります、







上の写真の右端の林の部分を拡大したところです。画像の拡大率でいえば小さいはずの左の画像のエッジがにじんで偽色もでています。
この合成撮影方法は、遠景でクオリティの低下する風景写真撮影にとって有効な方法になりそうです。
今まで大きな山は横方向にながい形状のため一度に画角に入れる際には苦労していましたが、この機能を使って新たな表現ができそうな予感です。




富士山の夕暮れは冷え込みましたが、全景の写真をのせておきます。(ブログですのでもちろんダウンサイズしていますけどね)
富士山って、日没後にカメラマンが増えていくんです。時間と共に明るく見えるようになるのは発見でした。それでは、また。









1 件のコメント:

  1. いや~しかし、パノラマ写真は存在感あるな!

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