2008年12月22日

唸りました。(本の紹介)











みなさん、こんにちは。フォトグラファーのTetsuです。
11/17の書き込みにて、移動中の読書習慣術について少し書きました。アマゾンからの送られてきた本の中で、成田直人さん著の「感謝の法則」という本を読んでみなさんに是非お薦めしたいので、本日のTOPICにしました。
最近ビジネス関連のノウハウ本を読むことも多いんですが、今まで知らなかったことを知ることのできるいいきっかけになったりしています。新しいことはなんでも参考になるのですが、真新しく覚えたことの中でも、なかなか人に教えられるものには見つからないもんなんです。今回の本「感謝の法則」、やはり新刊JPの紹介です。著者の成田さんは22歳のフリーター時代に個人売上1億円を達成し、念願だった販売コンサルティング会社を立ち上げた人なんです。
ここまでかけば凄腕の新進気鋭の若手実業家というイメージになるかもしれませんね。確かにビジネス業界で活きのいい、アクティブな経営者というのはそれこそ棒を投げればぶつかるくらい、たっくさん見かけます。なのであえて紹介するまでもないのですが、この著者の成田さんは経営者として若いということよりも、商売をしていくうえで軸にしているものが「感謝」の法則というところに大きな驚きがありました。
歴史のある日本を代表するような企業の経営トップの方をとりあげた番組というのはNHK、民放とわず流行っていますが、その中に出てくる経営者の方には時代をリードする技術の為のイノベーション(革新)という部分が必ずあり、その切り口というところで一般人との着眼点の違いを痛感させられます。ところが、私が気をつけていることが、他にもあり、それはほぼ全員の方に共通した思想というものがあり、「自分一人で会社を大きくした」なんていう傲慢な主張をされる方がいなくて、番組中の発言の中には、部下や社員の家族、また地域の方々、消費者に対する奉仕の気持ちがあるように感じます。この事は多くの組織をまとめ上げていく上で必要不可欠な素養といえるのではないでしょうか。とくに戦後復興に尽力された神様といわれる創業第一世代の方の多くは既に旅立たれその足跡をたどれるのは多くの書籍だよりなのですが、間違いないようです。
もちろん今の時代も全て自分の好きなようにすすめていく経営者の方もいらっしゃるでしょうが、結果として割合残っていないことからすると、心情を軽んじたところで、一時的な勢いのある状態はいつまでも続かないためやがて没落し自然に忘れ去られてしまうのだと思います。
 今、世の中が不況になったこのご時世で、いろんなビジネスパーソンから発せられるメッセージ。ビジネスに肝心なものとして聞かれるキーワードのほとんどは驚くことに「感謝です。この事実を先天的に分かる人であれば説明はいらないのかも知れません。でも本質的にその価値を取り上げなかった時代が長く続いたためにその事実が分からない経営者の方も多いようです。
(新刊jP10/24より引用)現在の経営者が、業績が下がったことに言い訳の中で5つあるそうです。「景気が悪かった」「業種・業態が悪かった」「会社の規模が小さい」「会社の立地・ロケーションが悪かった」「発注元・大企業のエゴが悪い」というふうに責任転嫁をする経営者がとても多いとのこと。(『日本でいちばん大切にしたい会社』より引用)
こんな中で、成田直人さん著の「感謝の法則」でくりかえしその大切さを訴えていることが、お客様の気持ちになるということにつきるでしょう。私も長年大切にしている共感ということでした。一番大切なものを教えたいと強く思うのは、自分にとって大切な人だと思います。私にとっての大切な人がこのブログを読んでくれていると思って書きました。
この感覚、分からない人に話すのにはすこし辛抱が必要になります。でも本当に伝わったらうれしいと思って成田さんも本にしたのだと思いました。みなさんの仕事のモチベーションを確認するためにとても役立つと思います。今日は本をお薦めしました。

それではまた。

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